絵本づくりの会
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森の絵本づくりの会では私たちが手作りした絵本をセンター内に展示してます。
そして、毎月第3水曜日の10時から12時の間は「森の絵本を楽しもう」という名目で絵本作りの活動をオープンしています。
おもに私たちが作った絵本の読み聞かせや現在進行形の絵本作りに参加することでこの森ならではの絵本を楽しんでいただきます。
私たちの作った絵本は自然観察の森の生きものや自然をテーマにしています。
たとえば「春のいちにち」ではツマキチョウがおたまじゃくし、アミガサタケやタブの木の花などを道案内してくれるお話です。読んだ人が森のなかを歩いたときにここにもあそこにも絵本の世界があることを楽しんでいただけるでしょうし、また反対に今見てきた花が絵本のなかにも咲いているかもしれません。また「くず」の絵本を読み聞かせをしたときに葛布やくず粉の話やアメリカでは外来種として問題になっているなどと話しが展開することがあります。
このように絵本を通して人とふれあい、自然への興味や関心をもっていただきたいと考えています。
みなさんもぜひ新しいボランティアルームに顔をだしてくださいね。お待ちしてます。 (しかま)
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はじめての
ちいさなしぜんかんさつ会
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3月25日、晴れ時々曇。応募者77名で抽選となり、参加者は3才~7才の子供と保護者で午前18名、午後19名、スタッフ3名で実施しました。
水はまだ冷たかったのですが、トンボ池におたまじゃくしに会いに行きました。初めて触る子、初めて自分で捕れた子、手にたくさんのおたまじゃくしを乗せて爆笑の子、おたまじゃくしは「ぐにぐにする」と表現した子、びしょびしょになって遊びました。しばらくたってもどうしても捕まえられない子には、捕まえられるようにタッパーを貸したのですが、「まだおたまじゃくしを捕まえたいけど手が冷たくて動かない、タッパーを貸して下さい」という子もいました。着替えの後、午後の回では、少し時間がとれたので、おたまじゃくしの絵も描きました。帰り道は、クヌギの林で、コケ・キノコ・タイワンリスの巣・カマキリの卵・コゲラの巣の跡など、木はいろいろな生き物のすみかになっているのを見ながら。最後は、絵本づくりの会のお二人に、会で作った「はるの一日」という絵本を読んでいただきました。みんな真剣に聞いてました。これから始まる春を見に、また来てね。「普通の道じゃなくて、近道して帰ろうか」と言うと、子供達の反応がちょっと悪い。聞くと、「だって、近道って、すぐ帰っちゃう道ってことでしょ」。いえいえ、「近道」は「すごい道」なんだよ。「ジャングル道だー」と言いながら、くぐったり、上ったりしながら帰りました。
事務局 |
森の交流会(望年会)
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昨年は、森のボランティアまつりを兼ねて一般の人を対象に実施しましたが、今年は例年のように、会員を対象とした交流の場とし、天候にも恵まれて充実した日となりました。
日 時 12月23日(金)〔天皇誕生日〕
10時~14時30分
実施内容
・1年間の感謝を込めて約90分の園内のゴミ拾いハイキング。
・昼食時には、自分でついた餅と、美味しいトン汁を食べながら、森で活動しているボランティア仲間と親睦の輪を広げました。
・昼食後は、各プロジェクトの日頃の活動内容を理解するため、ツアー方式で各プロジェクトの発表めぐりを行ない、横浜自然観察の森の豊かな自然を再認識しました。
(事務局)
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森の案内人・ハンミョウの会
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ハンミョウの会では毎月第一日曜日の11時と13時に「季節の森を歩こう」という一般来園者向けのガイドウォークを行っています。
12月から2月の初めころまで、冷たい風が吹く森はすっかり冬木立。生きものなんて見つかりそうもないように見えますが、実はこの季節を含め四季を通しての私たちの悩みは、下見で見つけたたくさんの観察素材をどれだけ削り落とすか、そしてそれらの生きものたちをいかにテーマ性のあるプログラムにするか、ということです。
例えば12月には、越冬の仕方を探して歩くことにしましたが、成虫で過ごすウラギンシジミやツチイナゴ、幼虫で集団越冬するヨコヅナサシガメ、それにタマゴで冬の寒さと乾燥を乗り切るジョロウグモのお母さんが、すっかりやせ細った体で最後の力を振り絞って自分の子どもたちを守ろうとする姿は感動的でした。
また1月には、この森でも珍しいモズのハヤニエが見つかりました。犠牲になったのはツチイナゴ。成虫越冬にはこんなリスクもあるんですね。
カマキリの卵も、ウレタン素材のようなオオカマキリ、固い殻で覆われたハラビロカマキリ、樹木の名札の裏に隠れたコカマキリと、それぞれの違いを手でさわりながら見てもらえました。
最近はリピーターの参加者も増えて、ご案内をする方も毎月のテーマや素材を変えながら変化をつけなくてはならず、これも楽しいチャレンジです。(Charlie)
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第2回横浜自然観察の森
友の会ボランティアまつり
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10月23日に、友の会がどのようなボランティア活動を行なっているのかを、一般の方に知っていただき、自然を愛する仲間を増やすことを目的とした「第2回横浜自然観察の森友の会ボランティアまつり」を昨年に引き続き実施致しました。
前日まで雨模様でしたが、当日は天気が回復傾向にあることから、実施に踏み切りました。39名の事前申込者の内24名の方に参加して頂き、会員31名・環境創造局1名の計56名の参加となりました。
リニューアル友の会紙芝居により幕を開け、森の畑で秋の野菜の収穫を体験して頂いた後、3グループに分かれてツアー形式で、7か所のPJ発表を回り、お昼タイムの時に、収穫した野菜の福引で盛り上がり、13時に無事終了しました。
当日の天気が前日の18時の時点では降雨確率が50%前後ではっきりしなかったため、事前申込者の方でも不参加とされた方がいらっしゃったようですが、会員の方の熱意で、友の会のボランティア活動発表については、大変評判が良かったようで、来年度も、友の会ボランティア活動を一般の方に知っていただくよう、ボランティアまつりを実施したいと事務局では考えております。自然を愛する仲間を増やしていきましょう。
事務局 平野
[会報ゴロスケ報々(2011.12月号)より抜粋]
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みんなでバードウォッチング
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★10月9日見聞きした鳥★
トビ、ハヤブサ、コジュケイ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、シジュウカラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
その他:ヤマアカガエル、ヒミズ(死骸)、タイワンリス |
今日の見所は低地に移ってきたモズ、渡り途中のエゾビタキやキビタキ。
ところが、まったく姿を現さないどころか、声も聞こえず。どうしちゃったんだろう。
他の鳥も少なく、結局12種類と今年最低の記録となってしまいました。
それでも、関谷の見晴らしで見たハヤブサ。かっこよかったですねー。
担当:鳥のくらし発見隊
次回のお知らせ:
日時:2/12(日)
9:00~13:00
受付:モンキチョウ広場に集合
どなたでも
★双眼鏡の貸し出しあります |
みずきの池ハイド前の草刈をおこないました
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実施日 H23年9月10日(土)10時~11時30分
8月初旬、カワセミの2番子が頻繁に飛来するようになりました。ハイドの窓から池を覗も、人の背程ある草で水面を走るコバルトブルーの雄姿を見ることができませんでしたが、幼鳥も40日以上過ぎてミズキの池の環境に慣れたこの時期を狙って、ハイド前の草刈りと周囲の清掃の環境整備を実施しました。よく飛来するのは男前の♂のカワセミです。今年は秋も深まった頃オシドリが来てくれると良いですね。
担当:カワセミファンクラブ |
定点カメラで動物調査
はっぱの切れ目から覗いているタイワンリス
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今年は、この活動の4年目でした。正式な集計はまだなのですが、どうも、今年は、今までで一番、撮影された動物たちの写真が少ない年のようです。そういう変化をモニタリングするための調査なのですが、やはり、撮影数が少ないのは、少し寂しいものです。動物の数が年によって増えたり減ったりすることは、自然の中では普通に起こるものですので、来年は増えることを期待します。
活動は、5月~12月の第2土曜日10~12時です。冬は、木の葉が落ちて日の光が林の中に差し込むため、その光に、カメラが間違えて反応してしまうので、定点カメラの設置ができません。カメラも活動も、しばし休憩です。5月になったらまた再開します。来年度は、新しくなったセンターでの写真展も企画中です!(担当:事務局)
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鶴見川源流祭に
参加しました |
第21回鶴見川源流祭が5月8日東京都立小山田緑地にて開かれ、参加しました。
快晴に恵まれ、午前中の町田市による源流ウォッチングでは鶴見川源流保水地域の広大な緑を楽しむことができました。
ブース出展の行政・企業の方々・連携する市民団体・源流ウォッチングからの参加者で総数700名以上で盛況でした。
神奈川植樹祭の歌「森へ行こう」の白井貴子さんも駆けつけ記念ライブで盛り上がりました。
河口生麦から42.5kmのフルマラソンでかけつけた方もおられました。鶴見川の総延長はフルマラソンと同じ距離。覚えやすいですね。
鶴見川は全国に先駆け水マスタープランとして、河口・中流の洪水対策、源流の保水の森の保護、全域にわたる親水施設の工夫、親水イベントの開催を総合的に成し遂げてきています。行政、企業、大学、市民団体の連携が大きな規模で機能していることを感じました。
TRネット(鶴見川流域ネットワーキング)の創立20周年にもあたりました。長い間の民間と行政の努力があって地域の連携が成し遂げられていること。
TRネットの人はほぼ一生をかけ運動にかかわり、行政の人は任期の制約がありながらも継承してここまで来たんだなと思いをはせました。
また一年流域、丘陵の活動を積み重ね、源流祭で会いましょう。
担当:杉崎
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友の会紹介 紙芝居づくり
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<活動報告 第1回>
2010年 7月11日(日) 9:30~12:30
7月11日(日)、友の会を紹介する新しい紙芝居作りがスタートしました。
「はじめて友の会を知る人が、友の会って楽しそう。仲間になりたい、と思える紙芝居」をコンセプトに、何を伝えたいかアイディアを出し合いました。出席者それぞれが、活動しているからこそ感じている魅力満載のストーリーが出来上がりました。
次回は、いよいよ、ストーリーを絵やセリフにします。たくさんの人の手が必要です。 ぜひ、ご参加ください。
<活動報告 第2回>
2010年9月13日(日)9:30~12:30 参加者9名
7月にスタートした紙芝居づくり、第2回は前回の成果をもとにしたたたき台からストーリーを確定し、下絵の分担を決め、実際に絵を書くところに着手、各自宿題としました。
タイトルは「だれでもできる!森のボランティア」。街中に住むファミリーが登場するストーリーです。伝えたい情報が多い中から厳選しましたが、それでも各PJ紹介のコマを除いて13枚という大作です。いち早くこの紙芝居を見たい!という方は、次回の紙しばいづくりに参加しましょう!
<活動報告 第3回>
10月24日(日)収穫祭後に、3回目の紙しばいづくりを行い、残りの絵に色をつけました。 その後も各プロジェクトから、紹介ページが続々とあつまり、ほぼ完成しています。
いよいよ、12月23日(祝)のボランティア祭りでお披露目です。 みなさーん、見に来てくださいね。
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