設立  

1986年に横浜市、神奈川県及び環境庁(当時)により開設された
「横浜自然観察の森」を、市民の憩いの場、自然環境学習の場、そして、動物や植物たちの生活の場として健全に守り育てながら、広く市民の方々と共に、自然境への関心と知識を深めていくことを目指し、
1988年10月に横浜自然観察の森ボランティア組織として「横浜自然観察の森・友の会」が設立されました。

目的
本会は、自然を愛する者の会であり、横浜自然観察の森を中心に自然とふれあい、自然に学び、自然を守り育てること、また自然を愛する人々を育てることを目的とします。

 ■2010-19年の長期目標
     自然の中で,人と生き物のステキな「出会い」「発見」「関わり」を
    サポートします。

   
   知恵と力を出し合って,
    ・多くの人に楽しみを伝えて,自然を愛する仲間を増やします(人へのサポート)
    ・生き物の多様な環境を守り育てる活動を広げます(自然へのサポート)
活動内容の紹介
横浜自然観察の森・友の会には、次の5つの活動分野があります。
  ① 交流・親睦・研修・講習   
  ② 自然観察センター事業への協力
  ③ プロジェクト活動      
  ④ 情報収集・蓄積・還元    
  ⑤ ネットワーク       
 
活動分野の一つであるプロジェクト活動では現在、次の8つのプロジェクトグループに分かれて、お互いに協力しながら、各々の得意分野で活動を展開しています。(これ等の活動は、大きく環境調査」「環境管理」「環境学習」の三つの分野につながっています)
名     称 主 な 活 動 内 容 参 加 資 格
活   動    日
かわせみファンクラブ
(略称 KFC)
園内のチョウ・トンボの生息調査と野鳥の観察 野鳥・チョウ・トンボに興味のある方
主として日曜日
PJ‐STRIX
(プロジェクトストリスク)
フクロウの保護と調査 探鳥経験おおむね3年
秘密が守れる人
熱心に活動できる人
通年、特に12月~3月の週末の夜
雑木林ファンクラブ
(略称 ZFC)
雑木林や人工林などの環境管理

植樹・補植、下草刈り、枝打ち、間伐

間伐材を利用して園内のベンチづくり

木工細工、竹細工

炭焼き、木酢液、竹酢液作り

園内散策路の整備
どなたでも
毎週土曜・偶数月第3日曜・
毎週水曜(準活動日)
      10:00~15:00
   (第3土曜午後は運営会)
畑プロジェクト ピュアー自然農法で、生き物のにぎわう畑づくり どなたでも
第1土曜・第3水曜   10:00~12:00
森の案内人・
ハンミョウの会
 
行事「季節の森を歩こう」 
   来園者の方と一緒に1時間くらい園内を散策して
   季節の森を楽しみます
どなたでも
第1日曜 11:00~12:00, 13:00~14:00
鳥のくらし発見隊
 
行事「鳥のくらし発見隊」
   バードウォッチングを行いながら生き物の情報を
   収集します  
どなたでも
第2日曜  9:00~13:00  
  森の絵本づくりの会
手作り絵本を作りって、子供さんに読み聞かせを
します
どなたでも
第3水曜 10:30~12:00
  自然と遊ぼう
行事「自然と遊ぼう」
   ゲームをやりながら自然と親しみます
どなたでも 
 第4土曜(12月は「行事予定」でお知らせします) 
     13:00~14:00, 14:00~15:00
野草の調査と保護プロジェクト  
 観察の森とその周辺のの植物の保護について考え、実行していく  目的・内容に賛同・協力していただける方
PJ‐AQUA
(プロジェクトアクア)

現在、活動休止中です  
 水辺の生き物の観察 どなたでも
こどもプロジェクト
現在、活動休止中です
  
 みんなで遊びながら自然と親しみます 自然が大好きな子供
サポーター
 
更に、会の事業計画の立案、運営や他団体との係わり、
各プロジェクト活動の円滑な遂行のために、下記の運営組織が
編成されています。
こちらも協力いただける方を募集しています
運 営 組 織 主 な 業 務 内 容 資    格
活    動    日
事  務  局 会員間や施設との連携調整、会議資料の準備や整理、友の会行事の

企画実施、郵便物の整理や他団体との交流会出席
どなたでも
随時
編     集 会報「ゴロスケ報々」の編集・発行
どなたでも
印刷    原則 偶数月の第2日曜

発送    原則 偶数月の第3日曜  13:00~
定  例  会 友の会行事やその運営について、他団体への具体的な支援活動などの決定

各プロジェクトからの報告
どなたでも
原則 奇数月の第3日曜  13:30~
理  事  会 ルール作りや長期事業計画などの重要度の高い事項を審議 理事
原則 奇数月の第3日曜   9:30~
お知らせ
 


●ごろすけカフェを開店しています。遊びに来てください。●

 ごろすけ館も多くの方にご利用いただくようになりました。

 現在、平日・毎水曜日(第三水曜日を除く)をごろすけカフェをオープンしています。カフェとはいえ飲み物等は提供していません。

 見えた方に展示している写真などの説明や友の会のことなど話しています。

 今まで、カワセミファンクラブの蝶トンボ・トリの写真、定点カメラからの写真、森の絵本づくりの会の手作り絵本、そして雑木林ファンクラブの炭等を多くの方に見ていただきました。また、いろいろなお話のやりとりをすることができました。

 今年度はさらに展示などの利用を充実させていきたいと考えています。

 友の会のみな様もどんな様子か見にいらしてください。お待ちしています。

 
 
 
●新しい絵本ができました●

 新しい絵本ができました。 ”森からのおねがい“といいます。

 この絵本は友の会の方が森の大好きなヤマユリが盗まれたお話をされたことがヒントになりできました。

 主人公のすだじいさんはカシの森の古木にお願いしました。

 どんなお話の絵本かはセンターのリニューアルオープンにあわせて展示しますので
ぜひ、見にきてください。感想を寄せてくださるとうれしいです。
また、活動日(第3水曜日)に一緒に声をだして読むのもたのしいと思います。
お待ちしてます。                                                                                                    森の絵本づくりの会 しかま

 
 ●友の会の絵はがき

好評の「鳥シリーズ」と美しい植物と蝶やトンボの写真が入った「お便りハガキ」2つの組み合わせです。売り上げは友の会の活動資金となります。是非、ご協力ください。

鳥シリーズ④ 5枚1セット ¥200
お便りハガキ 3枚1セット ¥100


尚、鳥シリーズ③と植物シリーズは各¥100とお求めやすくなっております。まだ、お持ちでない方は、併せて一緒にいかがでしょうか?
 
行事予定


 

*詳しくは,友の会事務局宛にお問い合わせください。

行事スケジュール
観察の森センター phone:045-894-7474へお問い合わせ下さい 
  
*最新の活動報告は、友の会ブログ「森でのできごと」で!

 



 絵本づくりの会





  森の絵本づくりの会では私たちが手作りした絵本をセンター内に展示してます。  
 
 そして、毎月第3水曜日の10時から12時の間は「森の絵本を楽しもう」という名目で絵本作りの活動をオープンしています。  

 おもに私たちが作った絵本の読み聞かせや現在進行形の絵本作りに参加することでこの森ならではの絵本を楽しんでいただきます。  

 私たちの作った絵本は自然観察の森の生きものや自然をテーマにしています。  

 たとえば「春のいちにち」ではツマキチョウがおたまじゃくし、アミガサタケやタブの木の花などを道案内してくれるお話です。読んだ人が森のなかを歩いたときにここにもあそこにも絵本の世界があることを楽しんでいただけるでしょうし、また反対に今見てきた花が絵本のなかにも咲いているかもしれません。また「くず」の絵本を読み聞かせをしたときに葛布やくず粉の話やアメリカでは外来種として問題になっているなどと話しが展開することがあります。  

 このように絵本を通して人とふれあい、自然への興味や関心をもっていただきたいと考えています。  

 みなさんもぜひ新しいボランティアルームに顔をだしてくださいね。お待ちしてます。                                 (しかま)
 



はじめての
 ちいさなしぜんかんさつ会







 3月25日、晴れ時々曇。応募者77名で抽選となり、参加者は3才~7才の子供と保護者で午前18名、午後19名、スタッフ3名で実施しました。  

 水はまだ冷たかったのですが、トンボ池におたまじゃくしに会いに行きました。初めて触る子、初めて自分で捕れた子、手にたくさんのおたまじゃくしを乗せて爆笑の子、おたまじゃくしは「ぐにぐにする」と表現した子、びしょびしょになって遊びました。しばらくたってもどうしても捕まえられない子には、捕まえられるようにタッパーを貸したのですが、「まだおたまじゃくしを捕まえたいけど手が冷たくて動かない、タッパーを貸して下さい」という子もいました。着替えの後、午後の回では、少し時間がとれたので、おたまじゃくしの絵も描きました。帰り道は、クヌギの林で、コケ・キノコ・タイワンリスの巣・カマキリの卵・コゲラの巣の跡など、木はいろいろな生き物のすみかになっているのを見ながら。最後は、絵本づくりの会のお二人に、会で作った「はるの一日」という絵本を読んでいただきました。みんな真剣に聞いてました。これから始まる春を見に、また来てね。「普通の道じゃなくて、近道して帰ろうか」と言うと、子供達の反応がちょっと悪い。聞くと、「だって、近道って、すぐ帰っちゃう道ってことでしょ」。いえいえ、「近道」は「すごい道」なんだよ。「ジャングル道だー」と言いながら、くぐったり、上ったりしながら帰りました。
                      事務局
 


森の交流会(望年会)




 

  昨年は、森のボランティアまつりを兼ねて一般の人を対象に実施しましたが、今年は例年のように、会員を対象とした交流の場とし、天候にも恵まれて充実した日となりました。


日  時  12月23日(金)〔天皇誕生日〕 
      10時~14時30分

実施内容  
 ・1年間の感謝を込めて約90分の園内のゴミ拾いハイキング。       
 ・昼食時には、自分でついた餅と、美味しいトン汁を食べながら、森で活動しているボランティア仲間と親睦の輪を広げました。       
 ・昼食後は、各プロジェクトの日頃の活動内容を理解するため、ツアー方式で各プロジェクトの発表めぐりを行ない、横浜自然観察の森の豊かな自然を再認識しました。       
                    (事務局)
 


森の案内人・ハンミョウの会






   ハンミョウの会では毎月第一日曜日の11時と13時に「季節の森を歩こう」という一般来園者向けのガイドウォークを行っています。  
 12月から2月の初めころまで、冷たい風が吹く森はすっかり冬木立。生きものなんて見つかりそうもないように見えますが、実はこの季節を含め四季を通しての私たちの悩みは、下見で見つけたたくさんの観察素材をどれだけ削り落とすか、そしてそれらの生きものたちをいかにテーマ性のあるプログラムにするか、ということです。  
 
 例えば12月には、越冬の仕方を探して歩くことにしましたが、成虫で過ごすウラギンシジミやツチイナゴ、幼虫で集団越冬するヨコヅナサシガメ、それにタマゴで冬の寒さと乾燥を乗り切るジョロウグモのお母さんが、すっかりやせ細った体で最後の力を振り絞って自分の子どもたちを守ろうとする姿は感動的でした。  
 
 また1月には、この森でも珍しいモズのハヤニエが見つかりました。犠牲になったのはツチイナゴ。成虫越冬にはこんなリスクもあるんですね。  
 
 カマキリの卵も、ウレタン素材のようなオオカマキリ、固い殻で覆われたハラビロカマキリ、樹木の名札の裏に隠れたコカマキリと、それぞれの違いを手でさわりながら見てもらえました。  
 
 最近はリピーターの参加者も増えて、ご案内をする方も毎月のテーマや素材を変えながら変化をつけなくてはならず、これも楽しいチャレンジです。(Charlie)

 


第2回横浜自然観察の森
 友の会ボランティアまつり









  10月23日に、友の会がどのようなボランティア活動を行なっているのかを、一般の方に知っていただき、自然を愛する仲間を増やすことを目的とした「第2回横浜自然観察の森友の会ボランティアまつり」を昨年に引き続き実施致しました。

 前日まで雨模様でしたが、当日は天気が回復傾向にあることから、実施に踏み切りました。39名の事前申込者の内24名の方に参加して頂き、会員31名・環境創造局1名の計56名の参加となりました。

 リニューアル友の会紙芝居により幕を開け、森の畑で秋の野菜の収穫を体験して頂いた後、3グループに分かれてツアー形式で、7か所のPJ発表を回り、お昼タイムの時に、収穫した野菜の福引で盛り上がり、13時に無事終了しました。

 当日の天気が前日の18時の時点では降雨確率が50%前後ではっきりしなかったため、事前申込者の方でも不参加とされた方がいらっしゃったようですが、会員の方の熱意で、友の会のボランティア活動発表については、大変評判が良かったようで、来年度も、友の会ボランティア活動を一般の方に知っていただくよう、ボランティアまつりを実施したいと事務局では考えております。自然を愛する仲間を増やしていきましょう。       
                  事務局 平野
        [会報ゴロスケ報々(2011.12月号)より抜粋]
 


みんなでバードウォッチング

  ★10月9日見聞きした鳥★

トビ、ハヤブサ、コジュケイ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、シジュウカラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス


その他:ヤマアカガエル、ヒミズ(死骸)、タイワンリス
 今日の見所は低地に移ってきたモズ、渡り途中のエゾビタキやキビタキ。
ところが、まったく姿を現さないどころか、声も聞こえず。どうしちゃったんだろう。
他の鳥も少なく、結局12種類と今年最低の記録となってしまいました。
それでも、関谷の見晴らしで見たハヤブサ。かっこよかったですねー。

   
     担当:鳥のくらし発見隊

  次回のお知らせ:
日時:2/12(日)
    9:00~13:00
受付:モンキチョウ広場に集合
   どなたでも
  ★双眼鏡の貸し出しあります
 


 みずきの池ハイド前の草刈をおこないました
        
  
実施日 H23年9月10日(土)10時~11時30分

 8月初旬、カワセミの2番子が頻繁に飛来するようになりました。ハイドの窓から池を覗も、人の背程ある草で水面を走るコバルトブルーの雄姿を見ることができませんでしたが、幼鳥も40日以上過ぎてミズキの池の環境に慣れたこの時期を狙って、ハイド前の草刈りと周囲の清掃の環境整備を実施しました。よく飛来するのは男前の♂のカワセミです。今年は秋も深まった頃オシドリが来てくれると良いですね。
       
           
            担当:カワセミファンクラブ
 
定点カメラで動物調査




はっぱの切れ目から覗いているタイワンリス

 今年は、この活動の4年目でした。正式な集計はまだなのですが、どうも、今年は、今までで一番、撮影された動物たちの写真が少ない年のようです。そういう変化をモニタリングするための調査なのですが、やはり、撮影数が少ないのは、少し寂しいものです。動物の数が年によって増えたり減ったりすることは、自然の中では普通に起こるものですので、来年は増えることを期待します。  

活動は、5月~12月の第2土曜日10~12時です。冬は、木の葉が落ちて日の光が林の中に差し込むため、その光に、カメラが間違えて反応してしまうので、定点カメラの設置ができません。カメラも活動も、しばし休憩です。5月になったらまた再開します。来年度は、新しくなったセンターでの写真展も企画中です!(担当:事務局)


 鶴見川源流祭に
     参加しました

 第21回鶴見川源流祭が5月8日東京都立小山田緑地にて開かれ、参加しました。

 快晴に恵まれ、午前中の町田市による源流ウォッチングでは鶴見川源流保水地域の広大な緑を楽しむことができました。
 ブース出展の行政・企業の方々・連携する市民団体・源流ウォッチングからの参加者で総数700名以上で盛況でした。
 神奈川植樹祭の歌「森へ行こう」の白井貴子さんも駆けつけ記念ライブで盛り上がりました。
 河口生麦から42.5kmのフルマラソンでかけつけた方もおられました。鶴見川の総延長はフルマラソンと同じ距離。覚えやすいですね。
 鶴見川は全国に先駆け水マスタープランとして、河口・中流の洪水対策、源流の保水の森の保護、全域にわたる親水施設の工夫、親水イベントの開催を総合的に成し遂げてきています。行政、企業、大学、市民団体の連携が大きな規模で機能していることを感じました。
 TRネット(鶴見川流域ネットワーキング)の創立20周年にもあたりました。長い間の民間と行政の努力があって地域の連携が成し遂げられていること。
 TRネットの人はほぼ一生をかけ運動にかかわり、行政の人は任期の制約がありながらも継承してここまで来たんだなと思いをはせました。

 また一年流域、丘陵の活動を積み重ね、源流祭で会いましょう。
                          担当:杉崎
  





友の会紹介 紙芝居づくり























<活動報告 第1回>
2010年 7月11日(日) 9:30~12:30 
  7月11日(日)、友の会を紹介する新しい紙芝居作りがスタートしました。  
 「はじめて友の会を知る人が、友の会って楽しそう。仲間になりたい、と思える紙芝居」をコンセプトに、何を伝えたいかアイディアを出し合いました。出席者それぞれが、活動しているからこそ感じている魅力満載のストーリーが出来上がりました。
 次回は、いよいよ、ストーリーを絵やセリフにします。たくさんの人の手が必要です。  ぜひ、ご参加ください。

<活動報告 第2回>
2010年9月13日(日)9:30~12:30 参加者9名
 7月にスタートした紙芝居づくり、第2回は前回の成果をもとにしたたたき台からストーリーを確定し、下絵の分担を決め、実際に絵を書くところに着手、各自宿題としました。 
 タイトルは「だれでもできる!森のボランティア」。街中に住むファミリーが登場するストーリーです。伝えたい情報が多い中から厳選しましたが、それでも各PJ紹介のコマを除いて13枚という大作です。いち早くこの紙芝居を見たい!という方は、次回の紙しばいづくりに参加しましょう!

<活動報告 第3回>
10月24日(日)収穫祭後に、3回目の紙しばいづくりを行い、残りの絵に色をつけました。 その後も各プロジェクトから、紹介ページが続々とあつまり、ほぼ完成しています。 いよいよ、12月23日(祝)のボランティア祭りでお披露目です。 みなさーん、見に来てくださいね。